株式会社 RKコンサルティング
Registered Kindness Management Consulting Corporation


【私の主張:2011年〜2012年】2011年4月〜2012年3月

【2012年3月17日】
・先月、関西に出張した際に神戸市の北野町山本通周辺にある異人館群を観光した。北野町山本通の周辺には、明治から大正時代に建設された洋風住宅が多く残り、伝統的建造物群保存地区に指定されている。現在、洋風建築物34棟と和風建築物7棟が指定され保存措置が講じられている。

・異人館群の中で、「風見鶏の館」と「うろこの家」などに入館した。風見鶏の館は、屋根の上の風見鶏が特徴のレンガ造りの洋館である。ドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマスの個人住宅として建てられ、城館風の高い天井とアール・ヌーボ風の内装が特徴である。また、うろこの家は外国人向け高級借家として建築され、外壁に貼られた天然スレートが「魚のうろこ」に似ていることが館名の由来となっている。アンティークな家具調度品や質の高い西洋の磁器が展示されている。

・1995年の阪神・淡路大震災で異人館群の約30%が失われたという。この震災によって、近畿の広域で大きな被害が発生したが、訪問した神戸市の市街地は震災被害の形跡も確認できないほど復興していた。東日本大震災も1年が経過したが本格的な復興はこれからとなる。1日も早い復興を祈念したい。

【2012年2月11日】
・今年は約4年(完全に4年周期ではない)に一度のうるう年である。うるう年は暦と太陽(季節の移り変わり)を平均回帰年の値(365.2421日:2008年時点)一致させるために1日多く設定する。2月29日は約4年に一度のため、当日の誕生日は2月28日午後12時に加齢される(2月28日生まれ)とされている。

・現在のグレゴリオ暦は1582年に制定されたが、400年に97回のうるう年が設けられている。西暦年が4で割り切れる年はうるう年、ただし西暦年が100で割り切れる年は平年(例:2100年)、ただし西暦年が400で割り切れる年はうるう年(例:2000年)と制定してある。グレゴリオ暦と平均回帰年の誤差(26.795秒長い)は、3224年で1日に達するため、2008年基準にすると西暦5232年に1日に達するためそのころは1日省くなどの調整が必要になるという。

・4年に一度の周期は、オリンピックやワールドカップ、米国大統領選などのビッグイベントが多い。今年のオリンピックは、ロンドンで7月27日〜8月12日まで開催されるが、ロンドンでは3回目(1908年、1948年)の開催となり、同じ都市で3回開催は史上初となる。日本は、ロンドンで開催されるオリンピックは初参加となるが多くのメダルを獲得してほしい。

【2012年1月1日】
・2012年がスタートした。今年の主なイベントとして、「3月:世界人口70億突破、5月20日:金環食、5月22日:東京スカイツリー開業、7月27日:ロンドンオリンピック開催、10月5日:ビートルズのレコードデビュー50周年、11月6日:アメリカ合衆国大統領選挙」などが予定されている。

・5月20日の金環食は、北太平洋上を中心に、中国・日本・アメリカ合衆国などで観測できる。日本は、九州地方南部、四国地方南部、近畿地方南部、中部地方南部、関東地方で観測できる。東京では、7時32分頃、継続時間5分4秒の金環(ダイヤモンドリング状態)となるとされている。この地域で過去に金環食が観測できたのは、1839年(日本は江戸時代で天保の大飢饉・外国船の出現などの社会不安が高まるなか天保の改革を行った天保年間)以来173年ぶりとなる。

・現在の日本も、大震災からの復興や長引く円高対策など改革すべき課題は多岐にわたる。日本の製造業の活性化は、「次世代産業の主導権を握ること」・「新興国の需要を獲得すること」・「高度な部品・製品を供給すること」などといわれている。今年も、企業の経営活動をしっかりご支援して行く。

【2011年12月13日】
・年末が近づいた。この時期はイベントが多く、お酒を飲む機会が増える。赤ワインは定期的に飲んでいるが、タンニンが豊かで、“渋み”、“酸味”などのバランスを楽しむことができる。また、香りは、“べりー”、“カシス”、“スパイス”、“なめし皮”などと表現されるが、毎回特徴ある香りを楽しんでいる。最近は、ロゼワインも気に入っている。ロゼワインは、爽快な酸味とほのかな渋みで後口がさっぱりとした美しいピンク色のワインである。

・ワインのつくり方は、収穫〜選果(ブドウの実の選別)〜除梗・破砕(果梗の除去など)の準備作業を行い、白ワインは白ブドウ(シャルドネなど)を使い、圧搾(果汁を搾る)〜発酵(主発酵・後発酵)〜熟成の工程となる。赤ワインは黒ブドウ(カベルネ・ソーヴィニヨンなど)を使い、準備工程後に主発酵(果梗・果皮ごと発酵)〜圧搾〜後発酵〜熟成の工程である。ロゼワインはいくつかの製法があるが、黒ブドウを使い発酵させる工程は赤ワインと同じだが、発酵の初期段階で果汁が薄く色づいた時点で果汁を引き抜き低温発酵させる方法が一般的である。

・「フレンチ・パラドックス」として、「ワインをよく飲むフランス人は心疾患や脳疾患になりにくく、長寿である」といわれている。ポリフェノールは活性酸素を除去し、悪玉コレステロールと結びつけない働きがあるため動脈硬化などを予防できる。また、Jカーブと呼ばれるグラフがあるが酒を飲まない人より、適量の飲酒習慣のある人の方が長寿とされている。お酒の「適量」とは血中濃度が0.1%までに抑える分量で酒2単位とされている。酒1単位は「ビール1本(633ml)、清酒1合(180ml)、ワイン1/3本(240ml)、ウイスキー シングル2杯(60ml)、焼酎お湯割り0.6合(110ml)」であるが、“酒2単位では、少し足りない”と感じるのは私だけではないような気がする。

【2011年11月5日】
・紅葉狩りの時期となった。「紅葉狩り」は、「山野に紅葉をたずねて楽しむこと」であるが、「紅葉狩り」の「紅葉」は、もみじだけでなく紅葉するすべての落葉樹が対象となる。落葉樹は、東アジアの沿岸部・北アメリカ大陸の東部・ヨーロッパの一部にまとまって分布しているが、落葉樹が多い日本は美しい紅葉がいたるところで見ることができる。

・秋になり気温が下がると落葉樹の葉と枝の間に離層が出来始め、糖分・水分の流れが止まり葉緑素が壊れてくる。葉の中に残った糖分によってアントシアンという赤い色素(カエデなど)やカロテノイドという黄色い色素(イチョウなど)ができ、これらの色素が浮き出て目立つと紅葉になる。このため、紅葉がよりきれいに色づく条件は、昼間は日光が強く(葉の中に糖分を多くつくる)、夜間は冷え込む(糖分が葉の中に多く残る)ことである。また、乾燥しすぎると紅葉する前に枯れるため、適度な雨・水分も必要となる。有名な紅葉の観光スポットはこれらの条件が整っている場所である。

・東京スカイツリーの近くに歌人の在原業平にちなんだ「業平橋」がある。業平は古今集に、「ちはやぶる神代もきかず 竜田川 からくれないに みずくくるとは(不思議なことが多くあったという神の世の頃にだって聞いたことがない。竜田川のきれいな紅葉が流れる水を鮮やかな赤色の絞り染めにするなんて)」と有名な歌を残している。スカイツリーには約2000台のLED照明機器が装備されているとのことであるが来年のこの時期に、紅葉をテーマとした鮮やかなライトアップを期待したい。

【2011年10月8日】 
・今月末(10月31日)に、日本で定着してきたハロウィンのイベントがある。ハロウィンは、万聖節(キリスト教で毎年11月1日にあらゆる聖人に祈りを捧げる祝日)の前夜祭で、秋の収穫を祝い悪霊を追い出す祭とされている。この夜は死者の霊がこの世に戻ってくるといわれ、死者の霊だけでなく魔物の霊もこの世に戻ってくるため、魔物に魂を取られないように人間が魔物の格好をして身を守るとされている。主にオレンジと黒でかぼちゃのお化け(ジャック・オー・ランタン)に仮装し、「Trick or Treat」(何かくれないと、いたずらしちゃうぞ)と言いながら子供たちが近所をまわり、家々からお菓子をもらうイベントである。

・ハロウィンも日本に広まり定着しつつあるが、海外から日本へ導入されたイベントは、「クリスマス(12/24)、バレンタインデー(2/14)、母の日(5月第2日曜日)、父の日(6月第3日曜日)」などがある。また、ホワイトデー(3/14:日本・韓国・台湾・中国の東アジア)のように、その地域特有に発展したイベントもある。現在では、オレンジデー(4/14)を普及させる活動もある。オレンジデーは、まだあまり知られていないがオレンジに関するイベントがもたれる日である。オレンジは花と実を同時につけることからヨーロッパでは愛と豊穣のシンボルとされている。花嫁を飾るコサージによく使われている。これに着目して、バレンタインデー、ホワイトデーに続き、二人の愛を確かなものにするための日と普及させる動きである。

・お隣の韓国では、4/14はブラックデーとされている。恋人がいない若者が黒い服を着て集まり、黒いあんが特徴なジャージャー麺やブラックコーヒーを飲食するそうだ。海外のイベントを導入したり、独自にイベントをつくり出すことは、「そのイベントをその地域なりに変化させて楽しむ」と定義したいが、人々が明るくなる楽しいイベントがもっと多く企画されることを期待したい。

【2011年9月10日】
・今年は、9月19日が「敬老の日」である。敬老の日とは「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し長寿を祝う」ことを趣旨としている。WH0加盟国(193ヵ国)の平均寿命は68歳(男性:66歳、女性:71歳)で、平均寿命の1位は日本・サンマリノ(83歳)、3位はイタリア・スペイン・モナコなど(82歳)となっている。最近老化を遅らせ寿命を延ばすサーチュイン遺伝子が話題となっているが、この遺伝子の活性化技術が高度化されると将来は平均寿命が100歳以上になるかも知れない。

・論語では、三十にして立つ(自己の見識を確立して独立する)、四十にして惑わず(道理を知って迷わない) 、五十にして天命を知る(自分の人生についての天命・運命が何であったかがわかる)、六十にして耳順う(他人の意見に素直に耳を傾けられる)、七十にして矩をこえず(欲望のままに行動しても人の道にはずれることはない)と孔子の言行を記録してある。孔子は当時では長寿の70歳代まで寿命を全うしたが、「八十にして」の言行記録は残せなかった。

・冨嶽三十六景を72歳で発表した葛飾北斎は90歳と長寿を全うした。北斎は最後に、「天があと5年の間、命保つことを私に許されたなら、必ずやまさに本物といえる画工になり得たであろう」と言い残した。もし平均寿命が100歳になったとすると、個人的には「八十にして本物を知る」、「九十にして本物を追求する」、「百にして本物をつかむ」と専門のVE技術の本物を極めたいと思う。

【2011年8月6日】
・7月中旬、広島で開催されるセミナーの講師を担当するために出張した。台風6号の影響で交通機関に支障が出ていたため台風の進路予報を随時確認しエアーで移動することにした。何とか羽田から朝一番のエアーでフライトでき、だいぶ揺れたが時間通りに広島空港に着陸した。折り返しの広島から羽田行きの便が欠航となったことを考えるとエアーで移動できてラッキーだった。

・今日は沖縄に台風9号が接近し記録的な大雨となっている。今年の台風の発生回数は現在までに12回となっている。台風は以前、「中型で並の強さの台風」などと言われていたが、現在では「風速15m/s以上の半径」では、小型・中型の表現を止め、大型(半径500q以上)・超大型(半径800q以上)との表現に変更している。また、「最大風速(10分平均)」では、弱い・並みの強さなどの表現を止め、強い(32.7m/s以上)・非常に強い(43.7m/s以上)・猛烈な(54.0m/s以上)との表現に変更している。

・昨年(2010年)は台風の発生回数は14回で1951年からのデータでは最低となっているが、近年(2005年〜2009年)では22回〜24回となっている。台風が発生すると進路予報が発表されるが進路予測技術は精度が向上し、以前の3日先の予報から現在は4日先・5日先の進路予報を気象庁は発表している。進路予報誤差率も良くなっているとのことであるが、「台風による自然災害の被害を最小限に抑える」ためにさらに高度な進路予測技術の構築を期待したい。

【2011年7月2日】
・7月18日は「海の日」である。海の日は1996年に「海洋国家として広く国民に海への理解と関心を求める日」 として休日に定められた。明治天皇が東北を巡られて青森から横浜へ入港した1876年7月20日を以前は「海の記念日」としていた。この「海の記念日」を祝日にしようという運動が起き、現在は7月の第3月曜日が「海の日」として制定された。

・また、7月1日〜31日までの1ヶ月間は「海の月間」として海フェスタを始め全国で様々なイベントが開催される。今年の海フェスタ(広島県尾道市)は震災の影響で来年度に延期となっているが、各地で港まつり・スポーツ大会、体験航海、展示会などのイベントが開催される。

・今年は大震災以降、趣味の海釣りを休止していたが6月中旬に再開し、久々にイシモチ・アジなどの釣果を楽しむことができた。以前、茨城県に住んでいた頃はよく大洗に海釣りに出掛けた。大洗の魚釣り園では「海の日」になると入場料が無料となるため、多くの家族連れが魚釣りを楽しんでいたことを思い出した。大洗も震災の被害を受けているが各被災地が一日も早く復興し、心から楽しめる「海の日」を迎えることを願いたい。

【2011年6月1日】
・最近は滅多に見る機会がないが、6月〜7月はホタルが水辺で光る時期である。ホタルの発光は、体内に持つ発光物質(ルシフェリン)と酸素との化学反応で発光する。オス・メスとも光るが、成虫前は“警戒行動”成虫後は“求愛行動”の目的で「光を発生する」といわれている。

・光を発したホタルの姿が初めて確認される日は「初見日」といわれている。気象庁では「生物季節観測」として、全国59ヶ所で桜の開花、ウグイスの初鳴き、ツバメの初見など動植物23種を観測している。ホタルの初見も対象となっていたが、2011年から観測が困難としてトノサマガエル・ホタルは観測項目から除外された。観測は各気象台・測候所の半径5キロ以内で行われるが、有効な平年値を出す「30年に8回以上観測」の条件を満たせなくなったという。東京の観測場所は世田谷の東京農大周辺とされているが、ホタルは1988年以降、トノサマガエルは1989年以降一度も観測されていないとのことであった。

・東京では6月以降、久我山のホタル祭り・福生のほたる祭・青梅市成木川の蛍を見る夕べなど各地でイベントがある。ホタルを観賞する目的は、「幻想的な世界を楽しむ」と定義したいが、今年は近郊で開催される“ホタル祭り”に出掛け、暫し非日常を楽しむこととする。

【2011年5月15日】
・新聞によると政府は5月9日、今夏の電力需給対策として11項目の節電対策メニューをまとめた。電力供給力が不足する今夏は、家庭も15%の電力削減が目標になる。節電対策メニューによると、エアコンの使用をやめ、扇風機に切り替えれば使用電力は50%削減できるとのことである。また、エアコンの設定温度を28度にすると約10%、「すだれ」利用で日差しを遮ると10%、日中の照明を消すと5%の節電につながると明示した。

・2010年度の中小企業白書では、中小企業が省エネに取り組む割合は、運用によるものは「空室時の消灯の徹底」が約9割で、次に「温湿度設定の適正管理」が約7割、以下は「機器の待機電力削減」、「外気取り入れ量の調整」の順になっている。投資による省エネの取り組みは、「高効率な照明機器の導入(LEDなど)」が約1割で、以下は「照明制御装置の導入(人感センサーなど)」、「空調機器制御装置の導入(インバーターなど)」、「設備機器の台数制御」の順となっている。投資による省エネ対策が進んでいない理由は、「投資費用が大きいから」が約5割を占めている。

・今夏は徹底した節電が必要となるが、単なる電力の使用を抑制する活動のみでは企業活動が疲弊してくる。改善活動によって、「5工程を4工程にする」、「10の作業動作を8の作業動作にする」、「20の業務を18の業務にする」などの改善を進め、効率的な企業活動を行うことで収益向上と節電の同時達成を目指すことが重要と考える。VE活動では、「その作業は何のため?」、「その業務は何のため?」と目的追求によって改善を進めるため抜本的な改善が可能である。今後も収益性と節電の同時達成のために企業を継続的にご支援していく。  

【2011年5月1日】
・ゴールデンウィークに入った。ゴールデンウィークの語源は、1951年(昭和26年)に、現在のゴールデンウィークにあたる期間に上映された映画が正月やお盆の時期よりヒットしたのを期に、もっと映画を見てもらおうと命名した和製英語とされている。ラジオのゴールデンタイムに習ったものであり、もともとは映画興行界の用語であった。

・今年のゴールデンウィークは普段時間が取れない読書をしっかりやろうと思い書籍を買い込んだ。書籍は読むと元気になる題材の本を選んだ。日本でも世界でも震災や戦争などの暗いニュースが最近多いため何とか気持ちを切り替えて「活力ある行動を心掛けたい」と思って購入した。時間があるとなると読書以外にもあれこれと用事を思い出し、まだ購入した書籍に手が伸びていない。

・アイデア発想に『希望点列挙法』という技法がある。「こうなって欲しい」・「こうなったらよい」と思える『夢』や『希望』を出し合い、それをヒントにアイデアを発想する方法である。夢や希望を思うことで本来の目的に次第に焦点を合わせて行く発想法である。残されたゴールデンウィークは、購入した書籍を読みつつ「こうなって欲しい」と夢や希望を思い、今後に向けて必要な「活力ある行動」を見極めたいと思う。

【2011年4月11日】
・社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会では、被災地の復旧と復興の支援する目的で、2011年7月28日〜7月29日の仙台地区「VE基礎講座」を『東日本大震災復興支援講座』として開催する。目的追求型で問題解決をしていくVEの考え方、進め方を復興に活用していただきたいとの意図である。会費は特別価格とし集まった参加費全額を東日本大震災義援金として日本赤十字社に寄付するイベントである。

・様々な不具合は「何らかの異常」によって発生する。その異常の『原因は何か』と追求する改善が「原因追求型」の改善である。原因を追求し再発防止の対策を立て通常の状態に復帰させるため、いわゆる“犯人探し”の改善である。VEは“あるべき姿”を追求する「目的追求型」の改善である。「あるべき姿は何か」、「本来そのこと・ものはどうあるべきか」、「それは何のためか」、「それは誰のためか」などと目的を追求して改善する。あるべき姿(理想)を追求するため“恋人探し”の改善と言っている。“犯人探しの改善”と“恋人探しの改善”はどちらも重要な改善活動である。

・大震災の復興はこれからが大変な時期である。いろいろな復興のための取り組みは「誰のため」、「何のため」、「本来はどうあるべき」と目的追求する改善は大変有効的と私は考えている。東日本大震災復興支援講座は、「頑張れ日本、頑張れ東北、復興支援にVE活用を」を目的に元気を取り戻すイベントとして期待できる。

【2011年4月1日】
・東北関東大震災が発生して3週間が経った。時間の経過とともに被災の状況が明らかになり、広範囲に多大な被害が発生していることがわかった。被災地だけではなく日本全体や世界的にもいろいろな影響が発生している。自然災害であるが戦後最大の災害であり、この被災をみんなで力を合わせ早急な復興を行わなければならない。

・住宅、工場、社会資本の滅失が阪神・淡路大震災に失われた額の9.6兆円を大きく上回るとされている。災害が起きる直前までの多くのエコノミストの景気認識は、「2011年度はゆるやかな景気の上昇が見込まれる」であった。現在は、「上期は成長がマイナスになることを覚悟すべきだ」という見方が多い。だた、長期的には復興の投資関係で経済成長は高まると考えられている。

・多くの方がTVや新聞などの報道から被災地の状況を知り、「今、何をすべきか」・「今、何ができるか」と慈愛の心を持って考えている。義捐金への協力なども必要であるが、私たち個々の役割(モノ・サービスをしっかり供給する、供給できる環境を整備する)をまず対処することが重要と考えている。戦後最大の災害を『知恵と勇気』を持って乗り越えるために、復興支援活動に「あるべき姿を追求する」VEの考え方・進め方を私は活用して企業のご支援を推進する。


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