【原価管理】
【2024年8月】
部門別原価計算のための部門共通費・補助部門
の配賦計算は下記の方法で行われる。
@原価部門を設定する
直接製品を製造する部門と携らない部門を区別する
A部門個別費、部門共通費の区分
部門独自、部門間にまたがって発生する費用を
区分する
B部門個別費の集計、部門共通費の配賦計算
部門共通費は配賦基準を決め各部門へ配賦する
C補助部門の製造部門への配賦計算
補助部門の用役提供割合を考慮して配賦する
【2024年2月】
材料費・労務費・経費は下記内容に分類される。
【材料費】
材料費=消費量×消費価格
・消費量の算出:継続記録法・棚卸計算法など
・消費価格の設定:個別法・先入先出法など
【労務費】
・直接労務費:直接作業者の賃金
・間接労務費:間接作業者の給与等
【経費】
・直接経費:外注加工費など
・間接経費:支払経費・月割経費・測定経費など
【2024年1月】
原価計算の種類は生産形態や原価の捉え方によって下記の6種類がある。
・個別原価計算:
注文による個別生産が行われている業種で適用
・総合原価計算:
同製品の連続生産が行われている業種で適用
・実際原価計算:
実際の製造にかかった原価を使って計算する方法
・標準原価計算:
原価標準を設定し実際の原価と比較する計算方法
・全部原価計算:
製造の費用すべてを製品の原価に含めた計算方法
・直接原価計算:
費用を変動費と固定費に分割し製品原価を変動費のみで計算する方法
【2023年10月】
【原価計算の手続き】
原価計算は手続きとしての流れがある。
費目別計算→部門別計算→製品別計算の流れで
行う。
・費目別計算:
生産の3要素(材料費・労務費・経費)の集計計算
・部門別計算:
部門責任の明確化のための集計・分離計算
・製品別計算:
製品別単価の算定のための集計・分離計算
【2023年7月】
【原価の構成・分類】
原価の構成は、製造原価は製造直接費(直接材料費+直接労務費+直接経費)と製造間接費(間接材料費+間接労務費+間接経費)の合計となる。
また、製造原価と営業費(販売費+一般管理費)の合計が総原価となる。
原価の分類は、
・発生形態別による分類(材料費・労務費・経費)
・製品との関連による分類(直接費・間接費)
・操業度との関連による分類(固定費・変動費)
がある。
【2023年4月】
【原価管理・原価計算の目的】
原価管理の目的は、
@ 原価責任の明確化、
A 原価目標の設定、
B 原価目標の達成、原価維持、
C 原価改善による原価低減、
D 原価効率の向上 などである。
原価計算の目的は、
@財務諸表の作成に必要な原価の集計、
A価格計算に必要な原価資料の提供、
B予算編成や期間計画に必要な原価資料の提供、
C原価管理に必要な原価資料の提供、
D経営の基本計画に必要な原価情報の提供
などである。
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