株式会社 RKコンサルティング
Registered Kindness Management Consulting Corporation


  【創造性】

【2012年6月】
1、創造性(しくみ)
 
創造学では、すべての創造物は「要素」、
「構造」、「機能」からできていて、
「要素」や「構造」の組み合わせによって、
新しい「機能」を生み出すとされている。
 「要素」とは創造物を構成するもの、
「構造」とは要素の結び付きであり、これに
よって全体として何らかの働き「機能」を
得るとされている。
 VEでは、必要な「機能」を達成させる新
たな「要素」・「構造」を生み出す方法論
(機能的研究法)が整理されている。この
機能的研究法によって、価値の高い商品や
サービスを創造する。

【2012年5月】
1、創造性(収束技法)
 
収束技法は、「発散思考で出した事実や
アイデアをまとめ上げる思考」であり、
空間型(演繹法、帰納法)と系列型
(因果法、時系列法)に分類される。
 演繹法は、「データを既存の分類で集約
する方法」で、帰納法は「類似なデータを
集め新分類をつくる方法」である。
 因果法は、「原因−結果でまとめる方法」
で、時系列法は「時間の流れでまとめる
方法」である。

【2012年4月】
1、創造性(発散技法)
 
発散技法は、「発散思考を用いて事実や
アイデアを出すための思考」であり、自由
連想法、強制連想法、類比発想法と
分類できる。
 自由連想法は、「思いつくままに発想する
方法」で、ブレーンストーミング法や希望点
列挙法などがある。強制連想法は、
「各種のヒントに強制的に結び付けて発想
する方法」で、属性列挙法、チェックリスト
法などがある。類比発想法は、「テーマの
本質に似たものをヒントに発想する方法」
で、シネクティクス法、NM法などがある。

【2012年3月】
1、創造性(思考方法)
 J・P・ギルフォードは、「人間の頭の
働き」を図のように、「認知」・「記憶」・
「発散的思考」・「収束的思考」・「評価」
に分類している。発散的思考は、広い知識
と経験を活用しアイデアを自由に発想する
思考である。また、収束的思考は、アイデア
を分析・評価し解決策へまとめていく思考
である。
 問題解決などで思考するとき、この2つの
思考方法を混用してアイデアが広がらない
場合がある。『アイデアを発想するときは
発散的思考のみ、アイデアを分析・評価
するときは収束的思考のみ』と使い分ける
ことが、創造的思考の基本とされている。

【2012年2月】
1、創造性(論理的問題と創造的問題)
 問題とは「期待と現状の差」であり、問題
の型には「論理的問題」と「創造的問題」
がある。
 論理的問題は、問題の出かたとして
「問題の存在がはっきりしてる」、解決の
しかたとして「論理的なステップを踏んで
理詰めで答えを出す」、解答として「答えは
一つでそれだけが正しい」の特徴がある。
 創造的問題は、問題の出かたとして
「問題の存在があいまい」、解決のしかた
として「創造力を活用し多くのアイデアを
発想し答えを出す」、解答として「答えは
たくさんありこれだけが正しいというもの
はない」の特徴がある。
 企業の改善活動は、この創造的問題
が多く問題解決には創造性が欠かせない。
  
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